【簡単】白子と肝の下処理をマスターしてお家居酒屋しませんか?

グルメ
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漁業に携わる仕事をしていると、魚の捌き方から下処理、調理方法まで今まで知らなかったことを学ぶ機会が多くあります。

初めて見る魚や、本当と同じ魚でも呼び方が違ったりと毎日新しい発見の連続です。

今回は今の時期が旬の魚である鮭の白子カワムキカジカの肝の下処理方法について紹介したいと思います。

お酒好きの方は必見です!笑

下処理方法

白子も肝も下処理の方法は基本的には同じです。

  1. 塩をまぶして10〜15分置く
  2. 塩を洗い流して沸騰直前のお湯に15〜30秒湯通しする
  3. 冷水で締める
  4. 血筋をとって綺麗に洗う
  5. 酒を適量かけて15〜20分置く
  6. 洗い流したら下処理の完了!

おすすめの食べ方&調理法

白子ポン酢

新鮮な白子はシンプルにポン酢で食べるのがおすすめ。お好みでもみじおろしを入れても美味しいです。

白子(肝)の煮付け

下処理した白子(肝)を醤油、みりん、酒、だし、(砂糖)、水で煮付けます。日本酒やビールとの相性抜群です。

白子と肝の味噌汁

下処理した白子と肝を贅沢に味噌汁に。いつもの味噌汁がより濃厚な味になりメインディッシュとなります。肝はそのままでも濾して使っても美味しいです。

肝のレバ刺し風

下処理した肝をごま油と塩で作ったタレでレバ刺し風に。醤油ベースの味に飽きた方におすすめです。

肝の共和え

ちなみに左はカワムキカジカの娘っ子の醤油づけ。塩水に1日つけて臭みをとってから醤油とみりんで漬けました。

下処理した肝を濾して、同じく下処理して湯どうししたカワムキカジカの胃袋と和えます。調味料は醤油、みりん、だし、味噌。あとはお好みで砂糖や酒を追加してください。食感を出すために玉ねぎを入れてもよく合います。

食中毒を起こすアニサキスに注意!

食中毒を起こす原因とされているアニサキス。アニサキスの幼虫は私たちが普段よく目にする青魚やサケ、イカなどに寄生します。

アニサキスは魚の内臓に住み、魚が死んだ後に筋肉へ移動します。したがって魚を釣ってすぐのまだ新鮮な状態で内臓を取ってしまえば食中毒のリスクを減らすことができます。

またアニサキスは2~3cmなので目視で確認することができます。捌く際に注意することも大切です。

お店で魚を買う際にはできるだけ新鮮なものか、下処理されているものを選ぶことをお勧めします。

アニサキスを死滅させるため冷凍(-20度で24時間)又は加熱(70度以上)することを推奨されています。家庭用の冷凍庫でー20度の設定はなかなかないので加熱する方が手軽かと思います。

⚠️記載した内容は厚生労働省のアニサキスによる食中毒を予防する手引きを参考にしていますが、100%予防できるとは限らないのでご自身の体調に合わせて不安なら専門の方に調理してもらったものを召し上がってください。

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以上、白子と肝の下処理方法の紹介でした。

比較的安く手に入る鮭の白子とカサゴの肝もきちんと下処理すれば安全に美味しく食べることができます!釣りが趣味の方や、お家で手軽に居酒屋メニューを作ってみたい!という方の参考になれば嬉しいです♫

Have good day !!


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