はじめに
皆さんこんにちは、non です🌷
2022年2月に日本を発ってから早くも7月が経ちました。そもそも計画していたプランはとっくに終わっていて、現在は第2章が始まっています。(勝手に物語を作っている←)
今回の旅で訪れたのは6カ国。ジョージアから始まり、トルコ、ブルガリア、北マケドニア、アルバニア、モンテネグロ(現在)となります。
トルコ・ブルガリアあたりは日本の方でも割と馴染みのある場所かと思いますが、まあなかなかマイナーな国を攻めてきたという自負がありますw
「世界中を旅する」というある種の夢は実は20代の前半から計画していて、Googleマップにピンをつけまくって、まるでもう訪れたかの如く現地の情報を調べ上げて旅のしおりを(陰ながら)コツコツを作成していました。
私が旅をスタートした2月頃はまだコロナ規制がある国が多く、その内容もコロコロを変わっていてなかなか情報を得にくいタイミングではありましたが、ヨーロッパを中心に少しずつ規制が緩和されつつあるタイミングでもあり状況が回復していくだろうと見込んで出発しました。
出発するにあたって、批判的な意見も受けるだろうなと思っていましたが、いつもブログを読んでくださる皆様やSNSのフォロワー様、私の周りにいる人たちは全面的に後押ししてくれて「楽しんできて」というお声を沢山いただいとのを覚えています。
仕事に関しても私の所属している会社は、「世界中旅をしながら働く」ということを後押ししてくれていて、かなり柔軟に働かせていただいています。(感謝🥹)
そんなこんなでちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ここからは実際に私が目で見てきた光景や感じたことをお伝えしていけたらなと思います!
訪れた国
日本について
今こうやって海外で長く生活して、いろいろな国へ行って、いろんな国籍の友達と話をしているとやはり日本と比べることが多い気がします。
悪い面だけでなくもちろん良い面をあらためて発見しますし、海外の方から見る日本のイメージには驚かされます。なぜかというとみんな口を揃えて「日本っていい国だよね!」「日本行ってみたいんだよね!」と言うんです。
アニメ(漫画)・安全・綺麗・ハイテク・ちょっと物価高い・シャイ
日本についてこのように言われることが大半。でも実際に日本に住んでいたと言う外国人の意見は少し違って、なかなかコアな部分をついてきます。働き方だったり、学校の教育の違いだったりについて議論するのはとても面白いなと感じました。
国民性の違いというのはあるのか?
最終的には育った環境であったりとか、その人自身の人間性によると思うので国によっての性格の違いはあまりないように感じます。
日本と違ってヨーロッパでは特に国境の行き来が盛んで身近であるので、日本人ほど特徴的な国はなかなか珍しいのではと思います。
国民性の違いみたいなのはあまり感じなかったのですが、同じ国でも地域が違えばガラッと変わるなという印象はあって、田舎の方のローカルコミュニティーでは特に先祖代々からの伝統や土地・家族に対しての思い入れが強いなと感じたのを覚えています。
またアジア人への偏見はあるのかと言う部分ですが、あからさまな嫌がらせや生卵を投げられるみたいなことはまずないので一人で旅をしていても危険を感じることは一度もありませんでした。
ですが、アジア人はみんな同じ顔してるなど言ってくる人もいます。これはあんまりいい気持ちにはならないですよね。。その度に私はそれぞれの国の違いをしっかりとリスペストしようと決心します。
治安について
よく「今どこにいるの?」と聞かれ、現在地を答えるのですが大体帰ってくるのは「どこそこ?」「なんか危なそう」。
知らないことや場所(もしくは知ろうとしないこと)、新しいこと=危ない
みんなと違うことをする=危ない、良くない
これは割と小さい頃から刷り込まれて来ている日本の特徴的な文化の一つな気がします。よく言えばルールを守って、協調性を育むと言うことだと思いますが、個人のクリエイティブさを奪うところまでいってしまうと良くないのかな〜なんて思ったりもしました。
とはいえ危険なところにリスクを冒して行け!と言う意味ではないので、あくまで色々決断する時の参考までにしていただければと思います。
話が逸れてしまいましたが、結論から言うと私が訪れた6カ国の治安は比較的良いです。治安の悪いと言う噂のある地域には行っていないので、もしかしたら危ない場所もあるのかもしれませんが、私が出発前に想像していたよりも遥かに治安が良かったです。
物価について
円安、円安、円安。。。
円安大打撃ですが、それでも日本よりも物価は少し安い印象です。(モンテネグロは一気に高くなる( ; ; ))
国にもよりますが、宿泊費・食費・交通費をトータルに見てジョージアとアルバニアと北マケドニアは3トップですね。
宿泊費
やはり首都の中心部はどこも若干値上がりしますが、ジョージアや北マケドニアはそこまでだったと思います。
宿泊費は時期にもよるので、サマーシーズンは一気に値上がりして一旦落ち着いて、クリスマス・年末前にまた値上がって3月くらいはめっっちゃ安くなります。
トルコのイスタンブールと、ブルガリアのソフィアは大都市だけあって他に比べると高めでした。
食費
スーパーで買い物をする分にはどこの国も日本より安いかなと思います。
- ビール1瓶:90〜110円位
- きゅうり1本:10〜50円位
- 巨大なパン:50円位
適当すぎてあんまり参考にならないと思いますがこんな感じで、特に野菜やフルーツはローカルマーケットで買うと新鮮かつ激安です。
交通費
交通費に関してはどの国もあんまり変わりないかなと思います。
公共交通機関は想像よりも栄えていて、料金形態が分かりやすいのが嬉しいポイント。日本の電車ように距離で料金が変わったりせず一回の料金でどこまで行っても同じ金額というのが多いので分かりやすいです。(長距離バスは除く)
どれか1つの国を選ぶとしたら、トルコが間違いなく便利さ&価格でNo.1です。バス・電車・メトロバス・フェリーとどれもイスタンブールカード(Suicaみたいなもの)で乗れちゃうし、1回あたりの料金は100円以下です。
移動方法の調べ方
今の時代、携帯で調べるとなんでも出てくるのでとにかくまずはGoogle先生に聞いています。あとは旅人のブログを見て情報収集したり、その地域を網羅したアプリがあればそれで探します。
まあ、マイナーな地域を旅していたので直接バスステーションに行って通じない現地の言葉に苦戦しながら、なんとかバスの時間をメモした紙をもらったりなんかして情報を得ていました。
ジョージア(トビリシ)とトルコ(イスタンブール)はタクシーのアプリがあるので、タクシーを利用する際は必須です!(じゃないとぼったくられる可能性大ですw)
トビリシはこのあたり謎に(←失礼)ハイテクなんですよね。。笑
アルバニアでは長く滞在していたのもあって、ローカルの友達ができたので調べても出てこないようなエアポートタクシーを使って、シュコダルからティラナ空港まで500円くらいで行けたりもしました。(通常だと2500円位かかる)
結局は地元の人に聞いて、生の情報を得るのが一番お得かもしれません。ですが信用しすぎは良くないので用心深くいることが大切!
携帯電話について
選択肢は3つ
海外で日本の携帯をそのまま使用するには3つの手段があると思います。
- 日本の携帯キャリアで海外データローミングを使って使用
- ポケットWiFiを日本からレンタルしていく
- 現地でSIMカードを購入する
1はお勧めしません。ただただコストがかかるだけです。
日本から全部準備しないと不安な方は2も選択肢としてありですが、3に比べるとコストがかかります。
やっぱりお勧めなのは3の「現地でSIMカード購入」です。圧倒的にコスパが良くて、好きな時に好きな分チャージできるものが多いので買い損しなくて◎。
現地のSIMカードってどうなの?
1ヶ月で○GB~みたいなプランが多くて使い切ったらチャージする流れ。今のスマホはSIMフリーのものが多いのでただSIMを差し替えて、PINコード入力したら即つながります。(電話番号もついてくるプランが多い。)分からなかったらお店の店員さんが設定してくれます。
具体的な金額がうろ覚えなのですが、1ヶ月7GBで1000円とか2週間無制限で1000円とか、そんな感じです。国によってはもう少し安買ったり高かったり。モンテネグロでは2週間500GBで10€のツーリストパックが主流のようです。(2週間で500GB使う人いる・・?w)
帰国時のために日本の携帯電話番号をキープしたい方や現地でSMSをチェックしたい方もいると思います。そんな方には楽天モバイルがお勧め。
食べ物について
食べ物や水で体調崩すという話もよく聞きますが、幸いにも私は特に問題なくどこでも生活できています。
水道水は飲まないようにはしていますが、歯磨きしたり野菜を洗ったりは普通に水道水を使っています。スーパーマーケットで腐りかけの野菜が売られていたりは結構普通なので、よく品定めした方が良いですw
キリスト教が盛んな国とイスラム教が盛んな国で、売られているものやレストランの種類も違うのでそこも楽しみの一つ。私が訪れた国は移民も多い国だったので宗教も多様で、リスペクトし合っている印象でした。
ちなみにラマダン(イスラム教の断食)後の街はとても賑やかでした。
ズバリ食べ物が美味しい国は?
どこの国も美味しかったですがやはりトルコとアルバニアは美味しかったです。
トルコのケバブや鯖サンドはもちろん、アジア料理のクオリティも高かったです。
アルバニアはイタリア料理が有名で、ちゃんとしたレストランでも1000円以下でお腹いっぱい食べれるほどコスパが良かったです。
海外からの荷物の送り方
7ヶ月の間に2回ほどそれぞれブルガリア、トルコから小包を日本に送りました。衣替えのために1kg弱の洋服を送ったのですが、3000~5000円くらいと意外と安く日本へ送ることができました。
基本的に郵便局へ行って住所書いて、お金払ってという日本とおんなじ流れ。どちらも2週間前後でちゃんと日本に到着しました!(電子機器系は関税とか少し複雑なようなので要確認です)
受け取りはハードル高め
荷物の受け取りとなると少しハードルが高いように思います。というのも転々としている旅人は定まった住所がなく、いつ届くが分からない荷物を待たなければならないからです。
また、配達員がちゃんと指定の住所まで届けてくれるか怪しいところ。。大体は最寄りの郵便局で保管されるみたいです。
1箇所に長く滞在する目処がついたタイミングで発送してもらうのが良いと思います。
まとめ
以上、7ヶ月分をかなりサクッとお話ししましたが、まだまだ色んなエピソードがあり、海外旅の良さを伝えきれていないです。
あまり日本人と話す機会や昔の友達と会ったりする機会がないので、ものの見え方や考え方が変わっているのかどうなのかもよくわかりませんが、ふとした時に「考え方変わったな。」と思うこともあります。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが、一つだけ確実に言えるのはサバイバル能力は上がっているということ。(笑)カオスな出来事ばかりですが、なんだかんだでやってこれているので旅人レベルは上がっているなと感じますw
それではまた次回の記事もお楽しみに!!
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