【COVID-19】今何を思いますか?

オーストラリア
この記事は約3分で読めます。

今回は今現在社会的にも世界的にも大きな問題となっている新型コロナウイルスについて一緒に考えていきたいなと思います。

日本の現状

5月2日現在、これまでの国内新型コロナウイルスの感染者数は1万4877人です。2日の国内感染者数は306人と未だに深刻な状況は続いており、様々な業界が打撃を受けている状況であると思います。

外出規制といっても海外のような”◯人以上の外出禁止”や”罰金または罰則”のようなものでないにも関わらず大半の国民は従い、また酒造業界のアルコール消毒液代用品の製造など各業界の助け合いのニュースを見ると日本らしさを感じます。

さらに日本の生活習慣も世界から注目を浴びているようです。日頃の手洗いうがい靴を脱いで家に入る湯船に浸かるハグやキスではない挨拶習慣などが感染リスクを減らしているようです。一方では日本人独自の免疫システムがあるのでは?という意見もあったようです。

世界の状況

世界の感染者数334万3777人、死者数23万8650人(5月2日現在)

3月中旬ごろから外出規制や営業規制を行なっていた国の中では少しずつ成果が見られ、一日の感染者数が一桁もしくはゼロの国もあります。その現状を踏まえて、いくつかの国では規制の緩和が行われつつあります。例えばスペインの外出規制の緩和(時間指定あり)、ドイツやオーストリアでは商店の条件付きの営業再開がされています。

スピーディーかつ厳しい規制と国民の意識の変化が少しずつこういった状況の改善に向かって行っているのではないかなと思います。

一方で厳しい規制を行なった国ほど経済のダメージは大きいです。オーストラリアの主要航空会社であるヴァージンオーストラリアは事実上経営破綻しました。ヴァージンオーストラリアをはじめ、オーストラリアの主要航空会社は3月中旬から国際線および国内線の大幅な運休を行なっていました。

さらに規制が緩和されたからといって油断し再びクラスターが発生すると再規制の事態も十分あり得ます。経済を回復させたい人たち、感染症を終わらせたい人たち、国を動かす人たち。立場や国によって望むことが違うのは明らかなので、今後日本も含めどのように世界が動いていくのかめまぐるしい毎日から目が離せません。

各国の対策

世界中では状況の打開と経済回復のための様々な措置が検討されています。

日本では新型コロナウイルスの治療薬として期待される”レムデシビル”が特許承認と呼ばれる早期の承認の手続きが進められています。本来治療薬として承認されるには1年以上かかる手続きを大幅に短縮できるもののようです。政令改正が必要なようですが、承認されれば国内で初の新型コロナウイルスの治療薬となるようです。ですが世界各地で安全性と効果を確かめる臨床実験が進められている最中でもあり、今月中旬に発表される臨床結果が注目されています。

またドイツでは感染後に回復し免疫をつけた事を証明する免疫パスポートの導入の検討、アメリカ政府の250億ドルの航空会社への援助、アジア諸国での渡航前の簡易検査の実施検討などが進められています。

毎日ニュースを見る中で考えさせられることがたくさんあります。こういった状況の中で、リモートワークの普及AIやテクノロジーの発達加速など社会の様々な面で変化が起きていると思います。

治療薬の開発が待たれる状況下でも経済の落ち込みや失業者の増加、経営破綻は待ってくれませんし感染に症状に苦しむ人もいます。更なる感染症が発生すると予測する専門家もいるそうです。

皆さんは今現在の日本や世界の状況についてどうお考えですか?


コメント

タイトルとURLをコピーしました