今年もこの時期がやってきました。
オーストラリアで1ドルでも収入があった方は申請の義務があります。
2016年度まではワーホリなどの一時滞在者は非課税枠が適用されていたため、タックスリターンにより多くの返金がありましたが、2017年度からのバックパッカー税の導入によって15%の税率が課せられています。
期限内に申請を行わなかった場合ペナルティが課せられることもあるので気をつけましょう。
こんな人に是非読んでほしい…
- タックスリターンってそもそも何?
- タックスリターンの申請方法がわからない…
- どのくらい返金されるの?
- すでに帰国しているんだけど大丈夫?
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タックスリターンって何?
自分の所得(経費等も含めた)に対して正しい税率、金額を確定させる手続きです。
日本では会社勤めの場合は、年末調整で所得所得税の調整を行ってくれますが、オーストラリアでは1ドルでも所得が発生した場合、個人でタックスリターンを行わなくてはなりません。
調整後に差額があれば返金される、もしく不足分があれば追加で支払わなければいけません。
いつ申請するの?
オーストラリアの会計年度は前年7月1日〜6月30日です。
申請期間は7月1日〜10月31日まで。
どんな人が申請対象?
Resident (居住者)または Non-resident (非居住者)に分類され、多くの一時滞在やワーホリの方はNon-resident (非居住者)扱いです。
6ヶ月以上の学生ビザの方はResident (居住者)扱いで、非課税対象です。($18,200まで)
またワーホリの方でも6ヶ月以上同じエリアに滞在していた方はResident (居住者)扱いとなる可能性もあるので、自分が対象かどうかわからない方は税理士さんに相談してみると良いと思います。
どのくらいの税率がかかるの?
ワーホリメーカーの税率は
- 15%($0 – $37,000)
- 32.5%($37,001 – $90,000)
- 37%($90,001 – $180,000)
- 45%($180,001 and over)
⚠️Resident (居住者)ー非課税
どこで申請できるの?
申請方法は3種類あります。
- オンラインで自分で申請(myGovにアクセス)
- 納税申告書(Tax Pack)を税務署で入手して郵送にて申請
- 税理士さんに依頼
私は1年目は必要書類が揃わなかったため、EZY TAXさんにお願いしました。日本語で相談したい方や不安要素がある方は税理士さんにお願いするのが良いかと思います。(費用は$50くらい)
2年目はオンラインで申請しました。よほど複雑な経費や申告内容でなければ自力でも20分もあればできます。myGovの登録とそこからATO(オーストラリアの税務署)にコネクトする必要があります。ある程度の個人情報や収入などは自動的に反映されているのであとは細かい部分(反映されていない収入や経費など)を自分で記入していきます。
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自力で申請する際に非常に役に立つサイト👉Wonder around the Worldさん
必要書類は?
- PAYG Payment Summary(源泉徴収書)
- 仕事関連の経費のレシートや領収書
- Pay slip(給与明細)
経費については衣食住に関わるものや通勤などは経費と見なされないことが多いです。また$300を超える経費は全てのレシートが必要です。
メディケア税免除
オーストラリア人又は永住者はメディケア制度(国民健康保険的なもの)によって無料で病院の診察を受けることができます。ですがタックスリターン時にこのメディケア税を納めなければいけません。
ワーホリや一時滞在者はメディケアに加入することが出来ないので、このメディケア税を支払う必要はありません。(申請時にチェック項目あり)
タックスリターン後
数日〜数週間でATOから連絡があり最終調整額が決まります。その後結果によって返金(又は入金)となります。
タックスリターンのあと数週間でReference番号が記載されたNotice of assessmentという書類が郵送されます。これは身分証明にもなるのできちんと保管しておきましょう。
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以上、オーストラリアでのタックスリターンについてでした。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
Have a good day!!
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